【1.おうちの形の貯金箱】
今回のお題はコレ
木の板をクギで打って作る貯金箱!
いかにも夏休みの工作でしょ?
【材料の切断】
材料はこんなの。
本体は厚さ9mm、
屋根と底板は厚さ5mmの合板です。
設計図はこんな感じ→設計図
今回も小2の息子がお手伝い
着々と切り進めます。
※直線ばっかりなので、もちろん普通のノコギリでも作れます。
屋根の合わせ目は斜めに切ります。
ジグソーのベース部分は色んな角度で固定できます。
でもこの状態で真っすぐ切るのは難しいので、定規を当てて切りました。
ここまでは順調ですが、まんま組み立てたんじゃ工夫がない。
と言うわけでこんなギミックをつけることにしました。

今回のゲストキャラの唯ちゃん
と言うわけで、ドアの部分をくりぬき、風車の軸のところに穴をあけて、養生テープ(貼ってはがせるテープ。冷蔵庫の運送時にドアに貼るようなヤツね)で仮組み。
※ドア部分をくり抜くにはジグソーを使いますが「そんなもん買えるかぁ!」と言う方は、これならどうでしょ?→引き回し鋸
ジグソーと同じように曲線を切ることもできます。ドリルでノコギリが入る穴をあけてから切ると楽チンです(単行本1巻125P参照)
え?ドリルも持ってない? 必需品だからそれは買おうよ!(この機会にハードル越えだ!)
「それもお断り」と言う方は、カッターで何度も切り込めばそのうち切れることでしょう(その前にキレるかもしれませんがw)
【クギ打ち】
さて次はクギ打ちです。
子供にカナヅチでクギを打たせるとき、クギを持つお父さんはドキドキヒヤヒヤですよね?
ここで工房なある直伝の必殺技!
…ってほどではないけど
さらに、クギ打ちによって板が割れたりしないように、電動ドリルで下穴を空けておきます。
直径1mmの極細ドリル。
細いドリルビットをつけるためにドリルチャックをセット!
使う工具はモグたん
こう言うときには回転がゆっくりな方がいいね。
案の定ペンチ叩かれまくり!(^^;)コワ〜
【風車作製】

なぜか山のようにあるアイスの棒。
「いつか何かに使えるかも?」と思い続けて10年。ようやく日の目を見ました(笑)
ここでいよいよ今回の目玉アイテム。
ホットボンド!
と、てんこちゃんおすすめの便利な接着剤。
正しくはグルーガンって言うみたいですね。
コンセントにつないで、引き金を引くと
熱で溶けた樹脂がプニュっと出てきます。
これがほんの10秒程度で固まるっスよ!
木工用ボンドだと乾くのに半日かかるもんね。
せっかちな勝之介にピッタリです(^^)
難点と言えば「はみ出ないように」とか「細かく正確に」ってのは不可能です!
あと納豆みたいに細い糸引きます。
ヤケドにも注意!
そして本体内部にこんな仕掛け。
アイスの棒を適当な長さに切って2本づつ接着。芯棒(竹ひご)にくっつけます。
【ドアの取り付け】
ここまでは極めて順調だったけど、ここで問題発覚!!
ドアを開けようとすると、風車に当たってしまうのだ!!

こんな感じ
落ち込む父に小2の息子がアドバイス

そりゃもっともだ!
そしてドアが開く仕組みはコレだ!
(画像にマウスをあわせてみてね)
そして飾りをつければ完成〜〜〜!!

あとは自由に色を塗ってください。
乾きが早くて臭いもないアクリル絵の具がお勧めです。
ツヤがないので仕上げにニスを塗れば完ぺきです。
製作時間約3時間!製作費約¥800!
ここまでやれば「工作したなぁ〜」って達成感も十二分!
みなさんもお子さんの夏休みの宿題にいかがでしょう?
楽しいよ〜〜!!\(>▽<)/
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【2.木でつくる昆虫たち】