【作業2日目】
…の前に、
5月2日
山中湖へ釣りに行く前の日、
手があいたのでギターの金属パーツの加工を自宅で進める。

ジャックの差し込みと、ボリュームのダイヤルを取り付けるこの部分

付属のパーツをそのまま使うつもりだったけど、
トロフィー作りの時にアルミ板を使ったこともあるし、作っちゃお!
ジグソーで切ればあっという間じゃろ!


と思ったら甘かった!(>_<;)
小さな金属板を固定して、細かいカーブを切るのは思いのほかムズい!
なのでだいたいとところにドリルで穴を開け

間を金属用ノコギリで切り離す。
周りのゲジョゲジョを金属用のヤスリで整えて…

出来上がり〜!
蝶ネクタイ型のプレート!
左上のレモン型は猫ちゃんの目になります。

細かい仕上げは、さっく〜のとこで
ディスクグラインダーを借りてやることにしよう。

宿題を持って
5月4日、再びさっく〜さんの作業場へ。

さっそく金属パーツをグラインダーで磨く。

かなり熱くなるので手袋着用。

【ボディーの加工】
ギターのボディの角を、トリマーを使って丸くします。

ケースバイケースでグラインダーも併用。
ピックアップやジャックなどのパーツを埋め込むとこは
丁寧な作業が必要なのでさっく〜さんにお任せ(^^;)

こう言う作業もトリマー大活躍!


配線をボディーの裏側に通すための穴をあける。
ネックを取り付ける部分を削って完成〜!!
【ヘッドの加工】
ヘッドとネックをしっかりつなぐために
ヘッドの一部分をネックのアルミパイプに差し込みます。

ネックがアルミの角パイプ2本をつなげたものなので、
ちゃんと差し込めるように二股に加工します。

ペグを取り付ける穴をあけて出来上がり〜!

ちゃんとアルミパイプにも差し込めます。
【木目つぶし】
木目模様のギターってのもシブいけど、
黒猫ギターにしたいので、木目をつぶします。

全体にサンダーをかけて、
木のケバ立ったところがないようにします。
曲面はサンドペーパーを使います。
キレイな平面に見えても、細かい目のサンドペーパーで磨くと、仕上がりが全然違います。

さらに塗装の下地に使う、パテを塗りつけます。
塗りたくないところは養生テープなどでマスキング。

これは以前トロフィー作るときにも使ったもの。
詳しくは第13話のこちら→木目つぶし
とだはパテを塗ったボディーとヘッドを
目の細かいサンドペーパーなどで、
凸凹が目立たないよう磨く作業を延々と。
【ネックの加工】
ギターになくてはならない、フレットを正確に取り付けるため、製作キットについているネックを見本に目印をつけていきます。

これを指板って言うみたいね。
キットのはネックに直接フレットが埋め込まれていました。
フレットを埋め込むための溝を彫っていきます。
そして!フレットに使う材料はコレ!

直径2mmの銅線です。

銅線をまっすぐに伸ばして接着剤で溝にくっつけます。

ちゃんとくっつくように重しをのせて、クランプで固定。
平らな鉄材を使うことで、フレットの高さが一定になる効果もあります。
このとき、銅線が沈み込み過ぎないよう、1mm厚の鉄板などを挟み込んでおきます。


ネックの、ボディーとつなぐ方には、
角パイプの内側に分厚い鉄板を貼りつけます。

あとでここにネジを切ってボルトを直接とめられるようにします。
(漫画ではこの工程は省略しました)



ネックも指板もしっかり接着するため、このまま丸1日放置します。

…と言うところで、この日の作業はここで時間切れ。
続きはまた明日となりました。

だいぶパーツが出来てきたね〜 あと1日あれば完成しそう!
さぁ!いよいよ最終日のページへGO!!
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